虎者 2019を考察してみた~理解したいオタクのひとりごと~

おはようございます、今日も松田元太です(色々違う)

 

ということで、Travis Japanの初主演舞台が幕を閉じました!

 

「虎者-NINJAPAN-」

2019.11.02~2019.11.30

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稽古を含め約2ヶ月間を駆け抜けたTravis Japanは前よりも格段に強くなっている!この作品がどうかもっともっと広がることを祈るばかりです。

 

このブログのタイトルのように、わたしは虎者の第一部のストーリーがはちゃめちゃに理解できなかったオタクなので、わたしなりに考え抜いた答えをつらつら書きたいと思います!読みたくない人は回れ右でお願いします。大好きだからこそ理解できなかったのが悔しくて悲しくて、そんな想いを払拭するただの自己満ブログです。

 

 

 

まず、トラジャ担さんに質問です。

「虎者のストーリー理解できましたか?」

 

わたしはYesと言いたいところですが、答えはNoです。

大まかなストーリーはなんとなくは理解できました。

でも、あんなに説明不足な設定で主演ひとりひとりの役名もなく、主演のセリフの少ない物語の脚本の意図を理解できた人います?いや、いないはず(倒置法)

 

はっきり言います。

「セリフが!少なすぎる!!!」

 

舞台「虎者」がやろうとしていることは分かります。

・海外公演を見据えているので、できるだけセリフを少なくしてダンスやアクションで魅せたい

Travis Japanの武器であるダンスを全面に出す

 

日本語が分からない人にも伝えるには?を実践した結果、ノンバーバル(non verbal:非言語・言葉を用いない)なツールであるダンスや数々のアクションを用いたこの舞台。

素晴らしいエンターテインメントに仕上がっていて、これまでジャニーズを色々見てきたけれど、とても高い質で挑戦していることが感じられました。

特にトランポリン。怪我のリスクが大きい中で日に日に技術を上げ、途中しーくんが怪我で出られませんでしたが、Travis Japanの武器がまたひとつ増えたように感じます。

 

持論ですが、でもそこにストーリーがある限り、セリフがとても重要な役割を持つはずです。言葉でしか伝わらないことがあるはず。省いてはいけないセリフや説明が多々あったよなあ、と思いました。

 

まずは設定

 

あらすじ

時は近未来、闇の力がすべてを支配し「増悪」や「嫉妬」「欲望」が渦巻く荒廃した世界。悪の世に君臨する父(長谷川潤)の元に生まれた「虎者(Travis Japan)」たちは日々、修行を重ねていた。生き別れた妹と出会うことを夢見ながら。

ある日、父に呼び出された虎者たちは実の妹との再会をはたす。しかし、最後の修行としてその妹を殺せと父から命じられてしまう。

「愛」も「絆」も「家族」さえも捨て、最強の力を手に入れろと。

非情な現実を突きつけられた虎者たちは「愛」の力をもって、悪の権化、父と対峙することを決意するのだったーーー。

 

登場人物

虎者

ー紅孔雀(べにくじゃく):宮近海斗松田元太・松倉海斗

ー碧鷺(あおさぎ):中村海人七五三掛龍也川島如恵留吉澤閑也

(紅孔雀と碧鷺は兄弟)

 

朱雀

長谷川潤

(虎者と親子・敵対)

 

カゲロウ

ー松田リマ

(虎者と兄妹、朱雀と親子)

 

オオワシ

ー影山拓

(朱雀の手下)

 

ハヤブサ

ー佐藤新

(朱雀の手下)

 

場割り、ミュージック

第1部

1場 オープニング

舞 〜Introduction

Namidaの結晶

美 Battle


2場 闇の帝王・朱雀

悪 〜Dark Hero〜

3場 紅孔雀 Free your mind

4場 碧鷺 Blue masquerade

5場 誘惑 恋〜Temptation〜

6場 闇の軍団 蔭〜Black hole〜

7場 光の闘い 光〜Step Bomb〜

8場 真実 Bad Love

9場 家族の絆 闇〜Bad Dream〜

10場 Namidaの結晶 美〜Last Battle〜 Namidaの結晶

 

 

物語は結・起承転結で進められます。

 

(結)

・1場 オープニング

 

暗闇の中

「父上!」「こんな争いっ、、!」「こんなこと間違っている!」「ならば俺たちは愛の力で誠の虎者を目指す!」「父上!」「やめろー!」

「お前たち、こんな父でも許してくれるのか、、」

朱雀を囲んだ虎者とカゲロウの最後のシーンがスクリーンに映し出される。

 

舞 〜Introduction

Namidaの結晶

美 Battle

 

(ひとりひとりの名前が映し出されるスクリーンに涙、でした。ヘッダーにしたいのでどなたか公式さん画像下さい。)

 追記:2019.12.05

と、言っていたらYouTubeで舞台裏!(号泣)大好きなフォートナイトの後ろ姿から、ヘッダー変更しました。

https://youtu.be/zs90ZZmRl34

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・2場 闇の帝王・朱雀

悪 〜Dark Hero〜

朱雀(ナレーション)「虎者。息子たちよ。お前たちは何を成し遂げようというのだ。お前たちが放つ7つの光がこの世の全ての闇を消しさろうとでも言うのか?」

Toraja、My son.What's your goal?(7人の背中に映される文字)

 

まずここで、虎者7人(Travis Japan)が朱雀(はせじゅん)の息子であることが観客に伝えられる。

 

オオワシ(影たん)「時は近未来。闇の帝王朱雀が、この世の全てを支配する。」

ハヤブサ(新くん)「これは正義に目覚めた虎者が、闇の帝王である朱雀を打ち倒す物語」

オオワシ「闇の帝王朱雀」

ハヤブサ「その息子、虎者」

オオワシ「そして謎の女カゲロウ。愛のために命を落とした戦いは」

ハヤブサ「涙を誘う悲劇の戦いでもあった」

オオワシ「物語は」

ハヤブサ「虎者が紅孔雀と碧鷺の軍団と呼ばれていた」

オオワシハヤブサ「「過去の世界へ導かれる」」

 

と、設定を述べます。

近未来、闇の帝王朱雀がこの世の全てを支配する時代。

過去の世界で、虎者が紅孔雀と碧鷺の軍団と呼ばれていた時代から物語が始まる。

ここで「近未来」と「過去」が出てくるので、結局いつの話??とわたしは混乱するのですが、たぶん

 

現在(2019年)

近未来(2xxx年)

虎者(7人)がまだ紅孔雀と碧鷺の軍団だった頃、正義に目覚める

朱雀が闇の帝王となる

朱雀を打ち倒す

紅孔雀と碧鷺が誠の虎者になる

(オオワシ「時は近未来〜」と同時期)

 

ということかなあ?初っ端から頭がついていかなかった、、(頭の良い人は楽勝かもしれませんがわたしはネタバレ一切見てなかったですし元太くんと同じアホの子なので無理でした)

 

話は過去の世界だけどあくまでずっと近未来なんですね。忍者の概念があったので、江戸時代とかにタイムスリップするのかと思いました(←このわたしの思考は謎)

 

(起)

朱雀登場。

朱雀「我は闇の帝王。絶対なる神である。我に逆らわんものあらば、全て葬り去る。これぞ我が力、闇の支配なり」

オオワシ「帝王。全ての準備が整いました。」

ハヤブサ「これで全てが帝王、朱雀様のものに」

オオワシハヤブサ「「おめでとうございます」」

 

朱雀が過去にこの世界の天下を取ったところから物語が始まります。「おめでとうございます」と言っていることから天下を取り立て?なのかなあ、と。(忍者が天下を取るとは?)

そして「闇の支配なり」とは、闇の世界にすることが朱雀の目的であることが表されています。

 

カゲロウ登場。(どこからかワープするように)

朱雀「おお、最愛なる我が娘カゲロウ。戻ったか」

カゲロウ「おい、親父。あやつら7名ここ何日か見当たらぬが、どこか検討はつかぬか」

朱雀「おお、あいつらか」

カゲロウ「ああ。まさか親父に謀反を起こそうなどと考えてなければ良いがなあ」

朱雀「謀反かあ!」

カゲロウ「奴らの言葉はいかなる時も希望に満ちておる。くだらねえ。親父、ぜいぜい朦朧せぬよう気をつけることだな」

朱雀「頼もしいな、カゲロウ。わしを失望させるでないぞ」

オオワシハヤブサ「「まずはあの小娘を、、、」」

 

まず、謎の女とされていたカゲロウが、朱雀の娘であることが早々に観客に教えられます。(はやっ)

「戻ったか」と言っているんですけど、どこに行っていたの?ワープする能力がある忍者ってこと?カゲロウはクールな女性で言葉遣いが荒い。虎者7人に対して敵対心を抱いている。

「奴らの言葉はいかなる時も希望に満ちておる」の言葉から、何度か7人とは会っていて、(戦っている?)その度にカゲロウは7人の希望に満ちた言葉を聞いている。

朱雀の「わしを失望させるでないぞ」は、闇の帝王となった朱雀を裏切らないことを意味する。つまりカゲロウもこの闇の一族の一員である。が、オオワシハヤブサはカゲロウが自分たちの邪魔だと思っているので、みんながみんな仲良しこよしではない。

 

朱雀「皆の者よく聞け。悠久の時より続く光と闇の戦い。光こそがこの世に混沌をもたらす。この闇に、一筋の光も注がせてはならん。それこそが我が一族に課せられた宿命なのだ。闇の虎者になることが我らが掟じゃ!!」

 

朱雀(ナレーション)「奴ら7名のあの神々しい光だけは警戒せねばならん」

 

光に対して執着的に敵対視する朱雀。正義に目覚めた7人が光となり、闇の世界を脅かす存在であると危惧している。

 

「この世に一筋の光も注がせてはならん。それこそが我が一族に課せられた宿命なのだ。闇の虎者になることが我らが掟じゃ!!」

 

闇の一族である朱雀。しかし!!しかしですよ!!ここで朱雀も虎者だということが分かります。待って?虎者の定義とは?

 

近未来の忍者=虎者

 

虎者という種の中に、闇の一族、紅孔雀と青鷺の一族、があり、同じ虎者でも属性が違う。ということ???

 

はあーーーー!!!意味わからん。なにこれ。こんなに混乱してるのわたしだけ??はい、ストーリーを進めます。(無理やり)

 

・3場 紅孔雀 Free your mind

紅孔雀登場。ジャニーズの伝統芸、仮面。Free your mind~♩♩限界なんてない~♩♩真っ赤に染めて〜~♩♩(大好き過ぎるのではやくライブで見たいのですが、ストーリーには全く関係のない歌詞だったので解釈は省きます。トラジャ担の1幕ハイライトです。)

 

・4場 碧鷺 Blue masquerade

碧鷺登場。イスとUVの手袋(暗闇で光る)。君はBlue Blue masquerade~♩♩今夜も Falling for you~♩♩(この曲も大好きすぎるしぜひ全員でやっているのをライブで見たいのですが、ストーリーには全く関係のない歌詞だったので解釈は省きます。トラジャ担の1幕のハイライトです。)

 

(承)

5場 誘惑 恋〜Temptation〜

カゲロウが7人を誘惑する。(Temptation:誘惑)

ひとりひとり絡む。最後の宮近だけ長い。終わってから息が荒くなるカゲロウ。

(ダンス未経験者とは思えないほどに麗しく踊る松田リマちゃん。大尊敬、憧れる)

 

6場 闇の軍団 蔭〜Black hole〜

オオワシハヤブサ登場

オオワシ「、、んふふ、はっはっはっ!、、恋かぁ、、なあ、ハヤブサ。カゲロウのやつ、どうやら意中の輩がいるらしいなあ」

ハヤブサ「ああ。紅孔雀と碧鷺の中の誰かのようだなあ」

オオワシ「定かではないがなあ」

ハヤブサ「はっはっはっ!だが、面白い。オオワシ!これでカゲロウは腑抜けに成り下がる」

オオワシ「邪魔者がひとつ減るってわけだ!あはは!」

ハヤブサ「あとは紅孔雀と碧鷺の7名か。奴ら、徐々に力をつけておる」

オオワシ「ああ、カゲロウよりよほど警戒しなければならんなあ」

ハヤブサ「いずれ俺たちの邪魔になるやもしれん」

オオワシ「その時は、、力ずくで黙らせるまで!」

 

はっきりと恋、と言うオオワシ。「恋かあ」が頭から離れないので影山くんはボイスを録音してジャニウェブに上げてください。ここで、カゲロウが恋をしてしまうことがキーワードとなります。

影たんも新くんも演技上手くてびっくりする。

 

オオワシ「あの朱雀もいすれば滅ず」

ハヤブサ「さすれば天下はいずれ、俺たちのものになる」

 

朱雀の手下でありながら、虎視眈々と帝王の座を狙うオオワシハヤブサ。まさに、「増悪」や「嫉妬」「欲望」が渦巻く荒廃した世界を体現している。

 

7場 光の闘い 光〜Step Bomb〜

ライトセーバーみたいなステッキを持ってタップ。まーーーじでかっこよかった。ありがとう、先生方、、(ただの感想)

 

8場 真実 Bad Love

カゲロウと朱雀のデュエットソング。めちゃくちゃ重要。

 

歌詞

カゲロウ「闇夜に咲いたわ Flower 

これは恋なの?にも頼らず生きてきたのに 

揺れる My heart」

朱雀「闇を切り裂くの sweet 許しはしない

 逆さまに落ちるだけ 捨てろ your heart 

この世は darkness world 一人で行け 

誰も真実 忘れてしまえ Don't believe more 

時は戻らない 全て消え去るもの 

That's the bad love」

カゲロウ「止まらない愛 愛してはいけない

忘れてたいのに だけど待ちきれない」

朱雀「夢は幻 零れて落ちていくもの

お前のその願い 先はない」

カゲロウ「My Love 終わらない」

朱雀「この世はDarkness world」

カゲロウ「生きていく」

朱雀「誰も真実」

カゲロウ「この想い」

朱雀「Don't believe more」

カゲロウ・朱雀「「時は戻らない 全て消え去るもの That's the bad love

全ては夢の中 That's the bad love」」

 

カゲロウが恋に落ちてしまったことを許さないと言う朱雀。息子である紅孔雀と碧鷺の中の誰かだから?それとも別の理由が?

「時は戻らない 全て消え去るもの」から、朱雀は過去に恋をして、全てをなくしてしまった経験がある、と予想することができます。

 

歌い終わる

朱雀「カゲロウ。お前が慕っていた兄たちが、生きているぞ」

カゲロウ「何だと!?」

朱雀「会いたかろう。恋しかろう。だがな、その人物こそ、あの7名だ」

(動揺するカゲロウ)

朱雀「兄を愛してしまった気分はどうだ!?許されぬ恋に落ちた気分はどうだ!?」

カゲロウ「まさかあの7名が兄上!?」

朱雀「愛がお前を弱くする。カゲロウ。闇に染まり、闇の強さを手に入れるのだ。心を捨てられぬのであれば、お前は兄たちを殺すか、お前が殺されるかだぞ」

 

カゲロウは兄たちが死んでいると思っていた。その兄たちが生きており、紅孔雀と碧鷺の7名であることに動揺する。そしてそのうちの一人に恋心を抱いていることを朱雀に責められる。闇の強さを手に入れるためには、愛を捨てなければならない。どちらかが消えることでその愛が消える、と。朱雀の頭の中極端過ぎて、ちょっと1回落ち着こ?ってなるけど、朱雀が過去に愛で苦しんだ経験があるのなら、ここまで言うのにも納得ができる。

 

9場 家族の絆 闇〜Bad Dream〜

紅孔雀と碧鷺登場

紅孔雀(宮近)「帝王朱雀様。こんな所に呼び寄せ、我らに何用です?」

 

やっっっっと、登場!セリフー!(ほぼ終盤)帝王朱雀様、と呼んでいることから上下関係がきちんと表されている。

 

朱雀「今宵はお前たちにとっておきの余興を用意した」

紅孔雀(松倉)「余興、、ですか?」

碧鷺(吉澤)「カゲロウ!」

朱雀「これからお前たちには妹を殺してもらう」

碧鷺(中村)「俺たちに、、妹?」

紅孔雀(松田)「どういう意味です?」

朱雀「お前たちは、私の息子だ」

碧鷺(川島)「俺たちが息子だと!?」

 

「悪の世に君臨する父の元に生まれた「虎者」たちは日々、修行を重ねていた。生き別れた妹と出会うことを夢見ながら」

と初めに記載した設定にあるのですが、この会話から察するに、7人は自分たちが朱雀の息子であることも自分たちに妹がいることも知らなかった様子?

特にうみちゃんの「俺たちに、、妹?」には疑問。生き別れた妹と出会うことを夢見ていたんじゃないんかーい!かーい!かーい!・・・(やまびこ)はい、ストーリーを進めます。

 

朱雀「カゲロウ!愛してはならぬものを愛してしまった気分はどうだ?辛かろう?心苦しかろう?如何にすればその心根、楽になると考えるか。そうだ、兄上を殺せばお前の心は自由だ。分かるな、カゲロウ」

碧鷺(川島)「父上!お止め下さい!真の兄妹とあらばなおのことです!」

朱雀「わしの息子たちに求めるのは最強の力だ!そこには愛も絆も家族もいらぬ!」

紅孔雀(宮近)「愛も、家族も、、」

朱雀「さあ!殺せ!殺戮(さつりく)の中に己の身を置くのだ!愛する娘我がカゲロウ。恋しくてたまらない奴をその手にかけるのだ」

カゲロウ「わたしを、、わたしを、、わたしを殺せ!」

碧鷺(吉澤)「できるわけないだろ!」

朱雀「カゲロウ。殺し合え。自分たちの人生を呪え」

 

恋をしてしまったカゲロウは、意中の相手を殺すことではなく自分の死を望む。カゲロウが急に弱く儚い存在に思える。愛がお前を弱くする、をしっかり演じている。

朱雀の「愛も絆も家族もいらぬ!」ですが、「愛」→愛が弱くする(わかる)「絆」→手下はいるけれど、これまで一人で戦ってきたような朱雀(まあわかる)

ですが「家族」に関して。家族がいらないなら、なぜ「お前たちはわたしの息子だ!」「愛する娘カゲロウ!」なんて話すの?わざわざみんな家族だよ、って話しておいて「家族もいらぬ!」ってそんな身勝手な、、(わからん、理解できん、なにこれ)

 

紅孔雀(松倉)「こんなこと、、こんなこと間違ってる!」

碧鷺(中村)「妹を、カゲロウを殺すことなんてできない!」

朱雀「たわけが!お前たちは闇の力を手に入れたくはないのか。闇の虎者になりたくはないのか」

碧鷺(七五三掛)「父上。いや、闇の帝王朱雀。我らが求める力はそんなものではない!!」

 

朱雀は7人も闇の虎者になりたいと考えている?それとも息子であるから、自分と同じように闇の世界に誘おうとしている?どちらにせよ、傲慢な態度で闇こそ絶対であると主張する。しめちゃんのセリフの言い方が朱雀に対して怒っているようで、他の人とは違う言い回しにゾクゾクした。

 

碧鷺(川島)「家族とはもっと、家族とは、尊いものなんだ」

朱雀「偽善の正義など無意味だ。力さえあれば、力さえあれば、我が妻を死なせることはなかった」

紅孔雀(宮近)「ならば俺たちは、愛の力で誠の虎者を目指す!」

朱雀「愚かな息子たちよ。者どもかかれ!」

 

設定には「最後の修行としてその妹を殺せと父から命じられてしまう。」とある。朱雀さん、一言も最後の修行だなんて言ってませんよー?とっておきの余興としか言ってないですけどー?虎者になるための修行って言ってくれても良かったんじゃないのー?(うるさいですね、黙ります)

 

「力さえあれば我が妻を死なせることはなかった」と言っている。つまり過去に力不足故に妻を死なせてしまった、と。愛によって弱くなった朱雀と妻が闇の力によって悲しい結末を迎えてしまったことが伺える。朱雀は今でもそれを後悔していることも。

 

設定に戻ると、「非情な現実を突きつけられた虎者たちは「愛」の力をもって、悪の権化、父と対峙することを決意するのだったーーー。」とあります。決意が一瞬過ぎてどこ?って感じですが、宮近くんの「ならば俺たちは、愛の力で誠の虎者を目指す!」ですね。ここで初めて出てきました「誠の虎者」。誠の虎者とは、闇の力とは真逆の光(愛、絆、家族)を持つ虎者のこと。紅孔雀と碧鷺として虎者になるために修行を行っていた7人が目指すところが見えてきます。

 

10場 Namidaの結晶 美〜Last Battle〜 Namidaの結晶

 

虎者と団結するカゲロウ。

オープニングでも少し出ていたがそれぞれの武器で戦う。

中村:分身 松松:雷

など、、詳しくはテレビ誌等の対談で少し記載されているようですがパンフレットに載っていないって何事?設定大事!

ここの戦いがめちゃくちゃ長い。アクションがすごい。言葉にはできないので映像化して下さい。

カゲロウが弱り朱雀にボロボロにされる。

紅孔雀(宮近)「やめろ!!」

朱雀「我が闇の力をとくと味わうが良い!」

 

カゲロウ「兄様、、助けて!」

紅孔雀(宮近)「カゲロウ、、カゲロウ!」

ボロボロになりながらも力を振り絞り戦う宮近。それに伴い他の6人も最後の力を出し切る。極限までボロボロになりながら戦う姿に涙。カゲロウと想い人は宮近なのではないかと憶測が深まる。

 

紅孔雀(宮近)「こんな、こんな争いっ」

 

どこからか刀を持ち出し、背後から朱雀を刺すカゲロウ。(まさにEndless SHOCK)

カゲロウ「これで、これでようやく終わるっ!」

口々にカゲロウ、と呼ぶ虎者たち。

カゲロウ「(泣きながら)兄様、、わたしこの手で、父上を、、」

碧鷺(吉澤)「大丈夫だカゲロウ、何も考えるな!」

刺したかと思えば、自分のしたことに震えるカゲロウ。しーくんが一番カゲロウの兄っぽさが出る言葉をかけている。朱雀に集められた時もカゲロウの名前を呼んでいたのは彼なので。

朱雀「それでいい。さあ、はやくわしにトドメを刺せ。これで誠の虎者になれるのだ」

朱雀の中では「殺すこと→闇の力を手に入れる→誠の虎者になる」ということ?

紅孔雀(宮近)「父上!」

朱雀「来るな!さあ、はやく、、わしがなり得なかった虎者になれ。さあ、はやく、、はやくわしに、、息子を殴る拳とは、こんなにも痛いものなのか」

(朱雀を囲う7人とカゲロウ)

 

わしがなり得なかった虎者とは?朱雀は闇の帝王になったのではないの?なりたかった虎者とは?「息子を殴る拳とは、こんなにも痛いものなのか」と言う朱雀に疑問。家族をいらない、と言いながらも息子を殴る自分を後悔している。何この矛盾。(女子供を殴る時点で嫌悪感凄いのにさらに矛盾したこと言い出すからほんと無理!と、思った人わたしだけじゃないはず)

 

碧鷺(七五三掛)「父上!しっかりして下さい!」

碧鷺(川島)「父上、何故です、、何故!!我ら家族の愛を信じられないのですか!」

朱雀「信じたい。信じるが故に、闇に屈したわしにもう気にかける必要はないぞ。さあ、はやく、ひとおもいに殺れ!」

 

「闇に屈した」と、自分を評しているから本当は闇に屈したくはなかった?7人のように光の虎者を目指していた?

 

カゲロウ「父上、、父上、、」

朱雀「我が愛する娘カゲロウ。お前は妻に似て心根が優しすぎるぞ。強い心を忘れるでないぞ」

カゲロウ「嫌です、死なないで、、」

朱雀「そして、兄たちのことを誇りに思いなさい」

 

ちょいちょい!待って!妻のエピソードほんの少ししかないけど、言うならもっと話して!もやもやするから!過去に何があったの?優しい妻と恋に落ちた朱雀が闇に屈するまでのエピソードどこ?そしていきなり「兄たちのことを誇りに思いなさい」ってそんな急な、、

 

碧鷺(七五三掛)「父上、、」

朱雀「ああ、温かい、、温かいな、、涙の雫とは、こんなにも温かいものであったか」

口々に父上、と呼ぶ虎者。

紅孔雀(宮近)「父上!父上がなさろうとしたことは間違っています。どれだけ強大な力を手に入れようと、そこに愛がなければ何も救うことはできない」

朱雀がしようとしていること→闇の力で世界を制する

碧鷺(七五三掛)「こんな争いが絶えない世の中であっても、家族の愛だけは永遠に結んでいなければいけない」

紅孔雀(松田)「父上は最悪です!でも、でも、俺たちにとっては最高の家族なんです!」

朱雀「お前たちでもこんな父でも許してくれるのかっ」

紅孔雀(宮近)「当たり前じゃないですか」

 

朱雀が父上であることを受け入れるのがはやかった7人は、家族の愛を大切にする。(まじではやすぎる)

最高の家族、と言うのが不思議なのですが、もしかしたら過去に最高の家族だった記憶がある?(今更だけど男7女1も子供がいる家族ってどんな?大家族過ぎてますます過去が気になる)(朱雀の術で過去の記憶を消された説を提唱します)

 

朱雀「息子たちよ、よく聞け」

7人「はい!」

朱雀「未来はお前たちの前にある。お前たちが照らす7つの光はこの世の闇の全てを消し去るのだ。歩みを止めず、己の夢の空へ羽ばたくがいい」

目を閉じる朱雀。口々に父上!と名前を呼ぶ虎者とカゲロウ。

 

よく喋る朱雀。刺されてからこんなに喋れるんだね。

「悠久の時より続く光と闇の戦い」朱雀は光を認め、闇を消し去るように伝える。闇の世界を虎者が変えるよう願っている。

 

Namidaの結晶(語り)

川島「涙、涙」

中村「枯れるほど」

松田「泣いたあの日に、さよならを」

松倉「会いたい、、会いたい!」

七五三掛「募ること想い」

吉澤「どうか風よ!」

宮近「いつか届けて!」

全員「夢の空へ!!」

 

涙を流す虎者たち、、演技派すぎる、、

 

 

ポスターに「儚き命の舞」とありますが、命とは朱雀のことなのか、虎者自身のことなのか。はたまたどちらも、なのか。儚き命の舞、、んーーー、わからない、、

 

今回は「誠の虎者」になる前の「過去に遡る」話であり、紅孔雀と碧鷺に別れていたEpisode 0みたいなものかなあ、、と思ってる。なので来年やっと誠の虎者になった7人が未来に向かって歩んでいくストーリーになっていくのかなあ、と。だって神々しい近未来の忍者って聞いてたのに、ほぼ朱雀の闇に翻弄される話で終わった気がするのわたしだけ?

 

わたし的初日を終え、しばらくもやもやしていたところにミネラルウォーターさんの素晴らしい考察ブログが上がって、とても救われたので勝手にリンク貼ります🔗

miimoon.hatenablog.com

 

観劇後、まとまらない感想を友人に送ったら「日本人はしっかりとしたストーリー性と綿密な心情描写を求めてしまう」と、言いたかった言葉を頂いたので載せます。まさにこれ!どうしてもそういったものを求めてしまうのです。わたしはあくまで何にも例えず、純粋にこの世界について知りたかったのでこんなブログになりました。読んで嫌な思いになった方がいたらごめんなさい。解釈はひとそれぞれなので、、とか言いながら結局わたしは解釈できずにいます(もやもや)(とか言いながら2回目見た時はラストシーンで大号泣でしたが)

 

2幕は言うまでもなく最高でした!最高!最強!ずっとやって!千年メドレーも愛かたもigtfも、、(松田元太くんは天才です💙)

 

地元名古屋、御園座前でのエピソード置いておきます。おじさん絶対忘れてるけど(笑)

 

 

(そしてなんで来年御園座ないの?🙃後に発表??あんだけ名古屋の番組出まくってフラグ立てておいて来年来ないのは大号泣案件)

 

Travis Japan、長谷川くん、影たん、新くん、リマちゃん、滝沢社長、屋良くん、赤まり先生、YOSHIE先生、HIDEBOHさん、non先生、前田清実さん、、キャスト・スタッフの皆さんありがとうございました!

誰よりジャニーさん、ジャニアイでイツバを踊るTravis Japanを認めてくれてありがとう。初主演舞台をありがとう。みんなあなたに感謝しています。

 

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最後に、、、

虎者2020の脚本変わっていますように。

冬に単独のライブの現場がありますように。

JUMPは出なくていいので12月はゆっくり休んでくれますように。

(追記:2020.01.22)

と言っていたら1か月前の名古屋からバックにつきましたねPARADE。名古屋めちゃくちゃ楽しかったです、、博多の元太くんも最高でした!(しっかり楽しんだ)

「めの歌」はもうぜひ単独でやりましょう!愛でてね〜愛でてね〜かわいくてごめんね〜(ここでオタクがわく)

 

(追記:2020.02.24)

一時期TLで騒がれていた

もしや虎者はスターウォーズと似ている??説

今更SW履修したので少しだけ、、

 

 

虎者=ジェダイ

力=フォース

闇の力=フォースの暗黒面

愛の力=フォースの光

朱雀=ダースベイダー

 

誠の虎者を目指しながらも闇の帝王となった朱雀パパ

フォースの暗黒面に囚われたダースベイダーパパ

 

誠の虎者を目指しながら修行をする7人

ジェダイになる為に修行するルークスカイウォーカー

 

(゜д゜)

虎者の脚本家、SWファン?

家族愛って、SW4~6から感化されてる???

え、まじで??(ただの推測)

 

 

2019.12.02